macOS Catalina上でMojaveをダウンロードし、Parallels上の仮想環境にインストールする方法
(この記事の文章は過去記事から流用している箇所があります。)
Parallels Desktop上にMojave環境を構築しようとしたところ、Catalina上からMojaveをダウンロードすることが不可能になっていたので、macOS Mojave Patcherを使用して Mojave のインストールファイルをダウンロードする方法をまとめました。
macOS Mojave は32bitアプリに対応する最後のmacOSなので、需要は一定数あるのではないでしょうか?
この方法では外部ツールを使用するため、完全に自己責任でお願いします。
macOS Mojaveのイメージをダウンロード
Apple公式ページから macOS Mojave をダウンロードしようとすると App Store に飛ばされてしまい、macOS Catalina上ではダウンロードすることができません。(Mojave に対応した Mac を使用している場合はダウンロード可能なのかもしれませんが、私が使用した MacBook Pro 2020 は初期搭載OSが Catalina のためかダウンロードできませんでした。)
そのため、macOS Mojave Patcherに搭載されているフルインストーラーのダウンロード機能を使用して Install macOS Mojave.app をダウンロードします。
以下のリンクから macOS Mojave Patcher をダウンロードし起動してください。
起動時に発行元不明が原因で弾かれる場合、macOS Mojave Patcher.app を右クリックし、開く をクリックする必要があります。
Patcherが起動したら、恐らく大抵のMacでは次のようなポップアップが表示されるので"OK"をクリックします。
メニューバーから Tools > Download macOS Mojave… の順にクリックし、表示されたポップアップの Yes をクリックしてフルインストーラーのダウンロードを行います。
ダウンロード先を指定すると、ダウンロードが開始されます。完了するまで待ちましょう。
ダウンロード完了後にポップアップが表示されるので、"Not Now"をクリック後Patcherを終了します。
Install macOS Mojave.app がダウンロードされました。これでダウンロード作業は完了です。
Parallels Desktopを起動し、仮想マシンを作成
通常通り新規仮想マシンを作成し、イメージからインストールをクリックします。
ダウンロードした Install macOS Mojave.app を指定し、指示に従ってインストールを開始します。
macOS MojaveとParallels Toolsのインストール
macOS Mojave のインストーラーが起動したら、あとは通常通りにインストールを行いましょう。OSのインストール後、Parallels Toolsをインストールすれば完了です。
インストール完了
インストールが完了しました。これで32bitアプリも動作するはずです。
この通り、Catalina上のParallels Desktop 15でMojaveが動作しています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。